モバチラっ！

大晦日の夕飯は、年越し蕎麦？

夕飯は夕飯、年を越しながらお蕎麦？

我が家は数年前まで後者でしたが、夕飯＝蕎麦の方が楽なので、、、
夕飯に蕎麦をいただきました。


が・・・、
何で年越し蕎麦なん？



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おせちをつくりながら、休憩がてら調べてみました


年越し蕎麦の慣習は江戸の中期頃からだそうです。
なぜ年越しには「蕎麦」なのかというと、


そうそう、それを調べてたんですってば。

蕎麦は縁起がいい。

ま、そんなところやとは思ってました。
で、どこがどう縁起ええのかというと


まずは、蕎麦の細く長い形状

人生を例えて、「太く短く」とか「細く長く」といいますよね。
太く長くが一番かもしれませんが・・・
ここは太さは置いといて、細く長い蕎麦の形状に長寿を重ねましょ、、

今年も無事に年越しを迎えられました。
来年も、無事に過ごし、また1年無事長く生きられますようにと、感謝と長寿を願ってお蕎麦を食べたというわけです。


これは、ほそーなごーって、おばあちゃんもいってたし、知ってました！
うどんとか、そうめんとか、パスタとか・・・麺類だったらええかなって気もしますが・・・



もうひとつ、縁起のいい話。

金銀の細工師さんが、仕事の後蕎麦粉を練った蕎麦団子で、仕事場に飛び散った細かな金銀の破片を集めたそうです。
このことから、蕎麦は金を集めると言われ、縁起のいいものに認定(?)されたのです。

蕎麦団子を押しつけると、細かくてとてもつまむことなど出来ない小さな金銀の破片が張り付いてくるんだって。

蕎麦団子で飛び散った金銀の破片を集めた後、その蕎麦団子を水で溶く。
と、蕎麦は水に溶け、溶けない金銀が残ります。
貴重な金銀を無駄なくかき集められるという優れワザ！

このことから、蕎麦は「金を集める」もの、
つまりはお金持ちになれる縁起物と考えられるようになったということです。



さらに、もうひとつ。

かわいい花をつけて広がるあの蕎麦畑、知ってますよね？
細くて華奢に見える作物、ソバ。
ソバって、強風で吹き倒されても、倒れたところからまた上向きに伸びて行くのだそうです。
倒れても倒れても、伸びてゆく強い作物というところから、健康に、元気に、運気上昇にと

これまた、縁起が良いはなし。




縁起をかついでとは違うけど、大晦日に蕎麦を食べるようになったわけは、まだありました。


年越し蕎麦が流行り出した(?)江戸時代の商売の仕方から生まれた説。
売買は「ツケ」が当たり前だった当時、月末は集金に大忙し、大晦日ともなると「ツケ」の回収は最もたる日。
ゆっくり食事をとる暇もないため、短時間に大量に茹でて、手早く食べられることから、晦日には蕎麦を食べるという習慣ができたようです。



最初の、細く長くは知ってたけど、金銀の話は全く知りませんでした。
あのかわいい花のソバがそんなに強い子だっていうのも知りませんでした。


さーて、
年越し蕎麦を食べた私は、新しい年も、健康と、長寿と、お金を手に入れられる?!



そうこうしているうちに、芋棒が煮えてきて、お醤油のいい匂いがしてきました。

もうちょっとして、鐘の音が聞こえはじめたら、子供たちと一緒に除夜の鐘つきに行きます。

雪かきもしたし、出動態勢はバッチリ！


みなさまは、どんな夜をお過ごしでしょうか？

何はともあれ、皆さま、よいお年をお迎え下さい。


今年1年、ありがとうございました。
来る年も、どうぞよろしくお願いします！